定年まで働くメリット・デメリットを確認

定年まで働くメリット・デメリットを確認

看護師にはその仕事の特徴と需要から、定年退職をした後でも働き続ける道が多くあります。そのため定年退職をした後でも働く選択肢と現役を退く選択肢が明確にあります。この選択肢に迷った場合に知っておくべきこととして、定年退職後も働くメリット・デメリットをよく理解しましょう。

働き続けるメリット

働き続けるメリット

定年退職後も働く看護師のメリットとしては、収入が安定するという点が一番とも言えるほど大きなメリットです。収入が高い看護師でも年金だけでは不自由なく悠々自適な生活を送ることは難しいことがほとんどです。定年退職後もなんらかの仕事をしていなければ生活を切り詰めることになることが多く、厚生年金を含めても年金支給額が20万円を下回ることが多くあります。そのため収入が安定するというメリットは一番大きいとも言えます。
その他にも厚生年金は納め続ける限り年金の支給額が増えていくため、定年退職後も働き続けることで支給額を高めることができるというメリットがあります。また、急な出費が必要になった際は年金以外の収入の有無によってローンが組めるかが決まることもあります。ローンは収入の総額を年収として換算することも多いので、様々な選択をすることができるという点もメリットと言えます。
最後に、お金の面だけではなく人生の充実度ややりがいといった面でもメリットになることがあります。仕事をしている方が人生の充実感があり、やりがいを実感することができるなどお金の以外の面でもメリットはあります。

働き続けるデメリット

働き続けるデメリット

やはり定年退職後ということもあり年齢を重ねていることから、体力的な面ではデメリットとなります。定年後も看護師として働き続けるということは体に負担がかかるため、病気などの発病リスクが高まる可能性は否定できません。しかし、人によっては働き続けることで認知症の予防になっていたり、適度な運動になり歩き続ける筋力を鍛えられたりと人によってはメリットになることもあります。
また、年金の支給タイミングと支給額が変わってくるデメリットがあります。年金は一定年齢以上になれば支給されるものですが、現役で働いている場合には厚生年金などの年金は一部しか支給されないケースがあったり、支給が止められるというケースもあります。そのため仕事を続けて厚生年金を納め続けると支給のタイミングや支給額が変わってしまうというデメリットがあります。しかし、納め続けることで仕事をやめた際には年金支給額は高くなります。

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